イチョマエに小さなやつらが生えてきた

 フキについての第一稿について想いを巡らしていると、フキの小鉢の透きとおった淡い緑から湯気があがっているのが脳裏に浮かんだ。今夜はフキの煮物にしよう。先日Aコープ麻績店でハウス物が売られているのを見た。けれど、やめた。その季節になったら、ばあさんから分けてもらおうと考えたからだ。別に操を通すつもりではない。筆者も見守っているヤマブキの成長を待って、味わってみたいと思った。

 フキふきのとうについては、ネットで調べれば詳しい情報が出てくる。しかし合点がいかないのが、フキはなぜふきのとうのまま成長しないのだろうかということだ。食べごろを過ぎたふきのとう自体にも立派な葉があるではないか。わざわざ扇がたの新しい葉で生えなおしてくる意味がわからない。時期を過ぎたふきのとうがその後どうなるのか。わたしはそんなことを気に留めたことがなかった。野山にそれらしきものを見た記憶がないので、きっとすぐ枯れてなくなってしまうのだろう。植物とは、自然とは不思議なものだ。
フキ-時期過ぎ
フキ-形状
 かわいいフキが生えてきた。おたまじゃくしから変態したほんとうに小さなカエルが、成長した何倍もあるカエルとまったく同じ姿であることは、なにか不可思議だが、これと同じようなものをフキについても印象深く感じた。下の写真は、その小さなやつらである。小さいが、まさにアイヌ伝説のコロボックルが雨を避けていたフキそのものの姿だった。  平成22年4月末

フキ-まだ

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