春なのに・・・

 雪の中から顔を出している福寿草にときめいたのいつのことだったのだろう。あれは幻をみたのであろうか。4月17日、『しょなら山菜』に恵を与えてくれるはずの野山にも季節はずれの大雪が降った。が、雪の下には、もう福寿草の鮮やかな黄色はない。
 今年は山菜は採れるのだろうか。こんな有り得ない不安がよぎる。本当であれば、わらびや、たらの芽の生育状況を浮き立つ気持ちで、このサイトに訪れた皆さまにお伝えしているはずだ。やるせない思いで雪景色を眺めるしかなかった。雪景色
 しかし、その日の朝あわてて雪かきをしたが、それは徒労で、午後にはよく晴れ、驚くべき速さですっかり解けてしまったのである。どか雪が泡雪のように。春であった。  平成22年4月

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